2012年10月1日月曜日

「ルターの信仰生活アドヴァイス」 「聖書を読みすぎる」ということはありえません(その2)

 
「聖書を読みすぎる」ということはありえません(その2)

 
もしも救われたいのなら、
あなたは神様の御言葉に強く確信をもたなければなりません。
たとえすべての人が御言葉とはちがうことを言ったとしても、
さらには、
すべての天使が御言葉に対して「いいえ」と言う場合でも、
ひとりで堅く立って、
「あなたがたが何と言おうと、
この御言葉が正しいことを私は知っている」、
と言えるほどの「確信」を。
  
王様の手紙は
おろそかにはできない大切なことがらを扱っているので
最低でも3回は読まれなければならない、
ということがもし本当ならば、
私たちは神様の手紙である聖書を
いったい何回読むべきことになるでしょうか?
聖書は三回、四回、百回、千回、
さらには何千回も読まなければなりません。
なぜなら、
聖書は大切で深刻な内容を含んでいるからです。
そう、聖書は永遠の知恵なのです。
聖書をこのように読む者は
どんどん賢い人間になっていきます。
  
悪魔が何にもまして敵対しているのは、
神様の御言葉にほかなりません。
  
神様の御言葉は強力です。
迫害を受ければ受けるほど、
それとともに
どんどん遠くまで広がっていきます。
  
神様の御言葉を実行に移し、
御言葉を聴き、読み、
御言葉について考えるときには、
それがどのような時であっても、
その人間と一日と仕事は聖とされます。
それも外面的なわざによってではなく、
私たちを聖としてくださる御言葉によってです。