2012年10月10日水曜日

「ルターの信仰生活アドヴァイス」 絶えず祈りなさい(テサロニケの信徒への第一の手紙5章17節)(その2)



絶えず祈りなさい 
(「テサロニケの信徒への第一の手紙」5章17節)(その2)


神様は
たくさんのことを私たちに与えたいと望まれており、
それが御自分の栄光を輝かせることにもなると思われています。
私たちが神様から多くのよいことを期待して祈るのは、
神様にとって喜ばしいことなのです。
  
愛する兄弟姉妹の皆さん、
心の中で祈ってください。
時々は口でも祈りなさい。
なぜなら、
神様は活きておられ、
祈りは世界を支え保っているからです。
祈りがなければ、
世界はまったく違った様相を呈することでしょう。
  
祈るクリスチャンは皆、
助け手であり癒し手です。
さらに彼らは、
世の支配者であり「神々」でさえあります。
彼らは世界を支え続けている「足」なのです。
世は、このことの報酬として、
彼らに対して、
周りから圧迫され侮蔑された生活、
汚らしい泥の中を歩むことを余儀なくする生活
を強います。
  
「もしも自分が救われており、
熱心に祈ることができるのなら、
私の祈りは神様に聴かれるだろうに」、
とあなたは言うかもしれません。
私は答えます、
「もしも、「自分が救われている」、と感じないかぎり
祈ろうとしないなら、
あなたは決して救われたりはしないでしょう。
なぜなら、
私たちの祈りは自分の救いに基づくべきものではなく、
神様の不変の真理に基づくべきものだからです」。