神様からいただいた職
(「コリントの信徒への第一の手紙」7章17節)(その4)
もしもパンを持っていたとしても、
そのために「自分は大丈夫だ」などとは思い込まないようにしなさい。
しかし、パンがない場合でも、
そのために希望をなくすようなことがあってはなりません。
むしろ、パンがある時にはそれを用い、
パンがない時にはそれなしで済ませるようにしましょう。
パンがあってもなくても、
ちゃんと生きていけることに確信を持ってよいのですから。
このような信仰によって、お腹と生計の心配事に打ち勝つことができます。
自分の理解と力の及ぶ限りのことを行いなさい。
できることをすべてやったその後で、
私たちの主なる神様にすべてをゆだねましょう。
神様が働きかけ、支えを配り、成功へと導いてくださるように、願い求めなさい。
自分自身のわざや知恵に頼らないようにしなさい。
めいめいが神様から与えられた仕事や立場に留まるのは、
本当に神様にお仕えすることです。
たとえ与えられている使命がどれほどささやかなものであったとしてもです。
キリスト信仰者には皆、「真に霊的な祭司」の仕事が与えられています。
彼らが相互に異なっている点は、
神様が彼ら一人一人に(御言葉に基づいて)お与えになっている
「職務」の多様さに由来しています。