2011年7月4日月曜日

「マルティン・ルターの旅のお弁当」 ヨハネによる福音書10章28節より

私の羊たちは決して滅びることがなく、また彼らを私の手から奪い去る者は誰もいません。(「ヨハネによる福音書」1028節より)

私の魂に心を配り、御自分の命をも私のあがないの代価として与えてくださった方が、これからも配慮してくださいますように。
唯一の真の忠実な羊飼いであり、すべての牧師たちの指導者であられるこのお方に感謝しましょう。
御声に聴き従う「御自分のものたち」をどのようにして悪魔の支配や世の悪や専制から守るべきか、この方はよくご存知です。
今日の箇所で言われている通りです。
それで私には十分です。
私が自分の力で自分の世話をしなければならないとしたら、それは荷が重過ぎます。
そのような場合には、「私の魂は安全だ」、などとは到底言えません。
というのは、悪魔が瞬く間に私から魂を奪って飲み込んでしまうことがありうるからです。
それゆえ、私にとっては、私の魂がイエス様の手の中にあることが千倍も愛しいことなのです。
そのときには魂は、御言葉の通りに、確実に安全に保たれているからです。
「父なる神様の家には御自身を信じる者たちのために用意してくださったたくさんの住むところがある」と信じるときに、私は慰めを受け、自分のこの世での歩みにもとても満足するのです。