2013年2月8日金曜日

「ルターの信仰生活アドヴァイス」 神様のスケジュール(その1)


 
神様のスケジュール(その1)
  
 
この地上で王や貴族や知者が神様の「時計」の針をセットするのを、
神様はお許しにはなりません。
それをなさるのは神様御自身だからです。
今何時か、私たちが神様に教えることはできません。
神様がそれを私たちに告げたいと思われているからです。
  
  
約束なさったことを、神様はちゃんと実行なさいます。
しかし、神様からの助けが速やかに来なかったり、
約束が人間には理解しがたい不思議なやり方で実現したりするために、
神様が約束を果たされる時期や方法は、
しばしば私たちの予想をはるかに超えます。
  
  
神様の御言葉にしっかり留まって、
御心にしたがって助けと時期と方法と道を待ち望むことは、
必要不可欠です。
なぜなら、神様は
「正しい時に助けてくださる主」という名前をお持ちだからです。
  
  
神様のみわざは、この世では次のように行われます。
みわざが行われる前には、誰ひとり信じる者がなく、
みわざが行われると、今度は誰ひとり気にも留めません。
不信仰が先頭に立ち、忘却が後に続きます。