2012年10月8日月曜日

「ルターの信仰生活アドヴァイス」 絶えず祈りなさい (テサロニケの信徒への第一の手紙5章17節)(その1)



絶えず祈りなさい 
(「テサロニケの信徒への第一の手紙」517節)(その1)
  
 
私たちクリスチャンは、
いつも口で祈るわけではないにせよ、
すくなくとも心の中では、
絶えず祈ることを義務付けられています。
なぜなら、
神様の御名が聖とされ、御国が到来し、御心が行われ、
神様が私たちのために地上に
平和とよい天候と健康な体を与えてくださるように、
皆が毎瞬ごとに心から望むべきだからです。
こういったことを絶えず心で望むのが
クリスチャンというものです。
  
神様の御名が聖とされ、御国が到来し、御心が行われ、
神様が私たちのために地上に
平和とよい天候と健康な体を与えてくださることと望むこと、
これが霊的な祈りであり、心からの祈りなのです。
私たちはこうした祈りを本当に必要としています。
というのは、
私たちの周りには、
罪や恥辱に落ち込む危険が待ち受けているので、
悪魔や自分自身の肉的な欲望に対して
一瞬たりとも気を緩ませることができないからです。
  
心の中だけではなくて、口にも出して、祈っていくことが大切です。

祈りによって私たちは戦い、祈りによって私たちは勝ちます。

主なる神様は、
御自分に乞い求める者たちが激しいほど熱心であることを、
喜んで見ておられます。
それゆえ、
私たちはこの「乞い求める技術」を学ぶべきです。
それは、
私たちがよく神様に祈るためであり、
神様を避けたり神様に祈ることを躊躇したり止めたりしないためです。