2012年10月12日金曜日

「ルターの信仰生活アドヴァイス」 絶えず祈りなさい(テサロニケの信徒への第一の手紙5章17節)(その3)


  
絶えず祈りなさい 
(「テサロニケの信徒への第一の手紙」517節)(その3)

 
 
もしも祈りを軽んじる場合には、私たちには何の防御もありません。

祈ることはクリスチャンの手芸です。
祈りの本質と性質は、
思いと心を神様の方へと上げていくことにほかなりません。
この霊的な祈りが絶えず行われますように。
身体を使う仕事を行っている間にも。
  
天の父なる神様は、
私たちがあまりにも頻繁に願い祈り求めるせいで
疲れてしまうような人間ではありません。
あなたが祈れば祈るほど、
神様は、より深く喜んで、あなたの祈りを聴いてくださいます。
神様に、すべてをはっきりと正直に告白しなさい。
小出しにはしないで。
なぜなら、神様も、
ちょっぴりまぶす程度に小出しにしたりはなさらずに、
洪水のように、
あなたの上に注ぎかけてくださるからです。

祈りがいかに強力なものであるか、
祈りがいかに多くのことを達成するか、
ということは、
経験を通してそれを自分で学んだ者でなければ、
誰も信じようとはしないでしょう。
大きな危険にさらされているときに、
祈ることができるのは本当に素晴らしいことです。
真理にあって祈った時には、
私の祈りは十分に聴かれ、
私は願い求めたよりも多くのことを
いただいてきた体験が私には何度もあります。
なるほどたしかに神様は、
すぐには私の祈りを聴いてくださらなかったことがありました。
しかし結局は、
それらの祈りもちゃんと聴かれたのです。