永遠の命の御言葉 (「ヨハネによる福音書」6章68節)(その2)
命は「帆船での旅」にたとえられます。
船員は港を目指して進みます。
港に着けば、あらゆる危険から自由になります。
それと同じように、
私たちにも、永遠の命の約束が与えられています。
この命の中で私たちは、あたかも港に停泊しているかのように、
安全に安心して休めます。
私たちが乗船している船は弱々しく、
しかも、しばしば激しい嵐と恐ろしい大波が襲いかかり
船を沈めようとするので、
船が座礁したり沈没しないために、真に卓越した舵取りが必要です。
私たちの船長は、おひとり神様のみです。
神様は、舵を取り船を守られたいし、また実際にそうなさいます。
そのおかげで、
激しい嵐と大波が船を方々に押し流そうとしても、
船は損傷もなく安全な港に到着するのです。
私たちの住居は、この世ではなく、天国にあります。
私たちはそこの国民であり、神様の資産の相続者です。
そう、私たちは心のなかではすでに、
信仰と御霊によって天国にいるのです。
なぜなら、私たちは
聖なるキリスト教会を信じており、
死者の復活を信じており、
永遠の命を信じているからです。
それゆえ、私たちには、
「終わりの日」によみがえって永遠の命をいただける、
という確かな希望があるのです。
以上で、「ルターの信仰生活アドヴァイス」の配布を終了します。