2013年5月3日金曜日

「ルターの信仰生活アドヴァイス」 永遠の命の御言葉(ヨハネによる福音書6章68節)(その2)



永遠の命の御言葉 (「ヨハネによる福音書」668節)(その2)



命は「帆船での旅」にたとえられます。
船員は港を目指して進みます。
港に着けば、あらゆる危険から自由になります。
それと同じように、
私たちにも、永遠の命の約束が与えられています。
この命の中で私たちは、あたかも港に停泊しているかのように、
安全に安心して休めます。
私たちが乗船している船は弱々しく、
しかも、しばしば激しい嵐と恐ろしい大波が襲いかかり
船を沈めようとするので、
船が座礁したり沈没しないために、真に卓越した舵取りが必要です。
私たちの船長は、おひとり神様のみです。
神様は、舵を取り船を守られたいし、また実際にそうなさいます。
そのおかげで、
激しい嵐と大波が船を方々に押し流そうとしても、
船は損傷もなく安全な港に到着するのです。
  
  
私たちの住居は、この世ではなく、天国にあります。
私たちはそこの国民であり、神様の資産の相続者です。
そう、私たちは心のなかではすでに、
信仰と御霊によって天国にいるのです。
なぜなら、私たちは
聖なるキリスト教会を信じており、
死者の復活を信じており、
永遠の命を信じているからです。
それゆえ、私たちには、
「終わりの日」によみがえって永遠の命をいただける、
という確かな希望があるのです。
  

以上で、「ルターの信仰生活アドヴァイス」の配布を終了します。