4）祈りは神様の御命令に基づいています （その1）
愛する主なる神様、
私が自ら勇気をふるいおこし、私自身の価値に頼り、
御前に参るのではないことを、あなたは御存知です。
もしも私が自分自身を見つめるならば、
私はあなたを見上げる勇気をもてず、
どのように祈り始めればよいかさえ、わからないことでしょう。
私たちがあなたに助けを叫び求めるよう、
あなたが命じ要求なさっていることと、
あなたが祈りを聴くと約束なさっていることを信頼して、
私は御許に参るのです。
しかも、あなたは、
私たちに祈りの仕方と言葉とを教える御子を遣わされました。
このことから私は、
あなたがそのような祈りを喜んでくださるのだ、
とわかります。
それゆえ私は勇気を持って、
「私は神様の子どもです」、
と御前で誇らしげに言うことができます。
それがどれほど無謀なことに見えようとも、
私はあなたに従うほかありません。
私があなたをうそつき呼ばわりしないこと、
また、
あなたの戒めや約束を軽んじて信頼しないという新たな罪によって、
あなたに対する態度がより悪化していかないようにすることが、
あなたの御心だからです。
