2013年5月10日金曜日

「ルターの祈りの本」 2)祈りは自分自身の不適格さを見たりはしません(その1)



2)祈りは自分自身の不適格さを見たりはしません(その1)
 
主よ、
私が願い求めているのは、
あなたが皆の崇敬と礼拝の対象となることです。
そうなることから、あなたへの賛美と栄光が生まれてきます。
それゆえ、
愛する主よ、
私があなたにはふさわしくない者である事実には、
どうか目を留めないでください。
私はあなたの助けが必要としています。
あなたは罪びと皆の唯一のまことの助け手です。
私が、罪にまみれた不適格な者でありながらも、
あなたにお祈りする理由は、
私はあなたの助けがなければ何もできないからです。
それは、あなたに栄光を帰すことでもあります。
あなたは、
あなたに祈る者に答えることができますし、
また実際にそうするのを望んでおられます。
ですから、
どうか私の直面している危機と悲惨をご覧になって、
私を助け出してください。
あなたの栄光のゆえに!