2012年11月30日金曜日

「ルターの信仰生活アドヴァイス」 汚れた心はきれいにしなければなりません!(その3)



汚れた心はきれいにしなければなりません!(その3)



命や財産、家族や家屋などに関しては
この世の社会の支配者に従順であるべきだ、
というのが神様の御意思です。
ただし、心だけは神様に従順でなければなりません。
神様が御言葉と御霊によって
心を支配してくださるようにするためです。
  
  
外面を綺麗に見せかけるために
清潔な手や美辞麗句を用意するのは簡単だし、
人間の力でもできることです。
しかし、あやゆる物への愛着から分け隔てられている
「きれいな心」は、創造主なる神様の権威のなせるみわざです。
  
  
福音を賛美する一方で、
福音のゆえに一円も失いたくないし
自分の貪欲や悪を捨て去りたいと微塵も思わない者たちが、
いかに大勢いることでしょうか。
誰もが他人を犠牲にしてでも自分の利益を追い求めています。
しかし、神様は、
福音と、(善悪を識別する)人間の良心とが、
できうる限り良好な状態に保たれるよう、
心を砕いてくださっています。