2012年11月9日金曜日

「ルターの信仰生活アドヴァイス」 自分で捏造したキリスト教的な行いを捨てなさい!(その1)


 
自分で捏造したキリスト教的な行いを捨てなさい!(その1)
  
 
「主よ、もしもあなたが憐れみ深くないならば、
私はたとえ自分のあらゆるよい点や正しいところを
かき集めたとしても地獄に落ちてしまいます!」。
このような心からの告白なしに
神様の御前で耐えることができる人は
誰もいないでしょう。
  
  
真理や聖書に対して何もできない
「神様をないがしろにしている者たち」はこう言います、
「私は今までどおりに「信じる」ことにしよう。
(真理と聖書を信じている)あなただって
他の誰も見たことがないことを
自分だけが見たというわけではなかろうに?」。
  
  
神様についての自己流の考えを信じ込まないようにしなさい。
  
  
キリストが私たちの上に置かれる「くびき」は
(私たちに)ちょうどピッタリであり、
キリストの荷は軽いのです。
もしも罪が赦されており、
(正しいことと間違っていることとを識別する)良心が
罪の重荷から解放されているならば、
イエス様を信じるクリスチャンは
いともたやすく苦しみに耐えることができます。
なぜなら、彼らは、
心の中にあるすべてのことが
すっかり「愛らしくよいもの」に変わっているときには、
どんなことに遭遇しても喜んで苦しみに耐えるものだからです。
ところが、人は、
自分自身の正しさに頼りつづけるかぎり、
何をやってもどんな苦しみにあっても、
すべてが重苦しく難しく感じられます。
なぜなら、その人は、
それをやる気もなくいやいやながら行うからです。