11月16日
信仰の戦いをよく戦い抜いて永遠の命にしっかりつながっていなさい。そのためにあなたは召され、多くの証人の前でよい証をしたのです。
(「テモテへの第一の手紙」6章12節)
私たちは危険な場所、敵や殺し屋たちの只中に住んでいます。彼らの心の中にあるのは悪いことばかりです。彼らは私たちの宝物を奪い取ろうと脅しています。私たちは瞬時も彼らの危険から解放されることがありません。ですから、誰であれクリスチャンは、直ちにキリストの旗のもとに避け所を求め、一生の間戦い続け、あらゆる方角に向けて敵の監視を続けなければならない、ということを理解しておきなさい。
11月17日
ギデオンは使者たちをエフライムの山地の至る所に遣わし、「下ってきてミデアンびとに対抗し、ベルバラに至るまでの水のある所やヨルダン川をも支配下に収めよ」、という指示を伝えさせました。
(「士師記」7章24節前半)
私たちの愛する主キリストは罪や悪魔や死に勝利し、それらを追い払われたのですから、私たちもこれらの敵を圧迫し追討しなければなりません。私たちはそれらに屈従するのではなく、それらのくびきを負うのでもなく、それらを完全に滅ぼさなければなりません。すなわち、私たちは罪を殺し、悪魔に対抗し、聖霊様の御力によって神様に従わなければなりません。そのとき、私たちは敗残のミデアンびとを追討し、ヨルダン川と共に滅ぼしつくすことになります。
11月18日
あなたたち愛する者たちよ、以前からあなたがたが知っているように、神様を拒絶する人々に惑わされて、あなたがたがその固い(信仰の)基盤からずり落ちてしまうようなことがないように、注意しなさい。私たちの主であり救い主であるイエス・キリストの恵みと知識の中で健やかに育ちなさい。
(「ペテロの第二の手紙」3章17~18節より)
「キリストが私たちのために死んでくださった」とはどういう意味か、学び、進歩し、成長するために、本気で戦いなさい。この真理が、空っぽのあぶくのように舌の上に留まるだけではなく、あなたがたの心に深く染み入って慰めを与え、勇気付け、行動へと導くようになるためです。
11月19日
私はほめたたえられるべき主に叫びます。そして、敵から救われます。
(「詩篇」18篇4節)
危険に直面したときに神様への賛美がどれほど強力な武器であるか、私たちは信じることができないほどです。神様を賛美し始めると、たちまちのうちに悪は弱まり、あなたは勇気が湧いてきて神様に信頼して助けを叫び求めることができます。神様に本当に仕えている人たちは、いつもこのようにして悪に対抗するための慰めと助けを探し求めてきたのです。まずはじめに賛美し、それから助けを求めて叫びましょう。
11月20日
ペテロは、「鶏が鳴く前にあなたは3度私を知らないと言うでしょう」、というイエス様の言葉を思い出しました。そして外に出て激しく泣きました。
(「マタイによる福音書」26章75節)
真の悔い改めとはどのようなものか、この例から学びなさい。ペテロは激しく泣いています。このようにして悔い改めというものは始まるのです。心は自分の罪を本当に知ってそれを本気で嫌うようになり、罪を懐かしんだり愛したり罪に留まったりせず、神様の御心に従わずに罪を犯したことを嘆き悲しむようになります。しかし、私たちにはこのように行う力がありません。主が私たちを悔い改めへと召され、鶏が鳴いたときペテロを見つめられたように、主は私たちのことも見つめておられるのです。