ルター派の祈り（フィンランドより）

マルティン・ルターの許で学んだミカエル・アグリコラ（Mikael Agricola）がフィンランド（当時はスウェーデン領）でルター派の宗教改革を開始して以来、ルターやルター派の人々の祈りを集めた「祈りの本」が数多く出版されてきました。それらの書物は何百年にもわたってフィンランド人キリスト信仰者の日々の信仰生活を支える大切な役割を果たして来ました。現在でもなお、新しい祈りの本が次々と出版されています。このブログでは、ルターおよびルター派の人々が書き記した祈りの数々を翻訳して紹介しています。

2010年11月15日月曜日

「マルティン・ルターの宝石箱」について

これから、「マルティン・ルターの宝石箱」というルターの短い聖書の教えを集めた日々の祈りの本を紹介していきましょう。

このテキストは以下の本（2003年度版）の翻訳です。ルターのテキストを編集したのは、テーム・ハータヤ牧師です。Martti Luther. Jalokivikokoelma. Teksti vuoden joka päiväksi Toimittanut Teemu Haataja. 日本語訳および編集　高木　賢　　

なお、聖書の箇所はすべて原語聖書から私が訳し直したものです。