魂と神様の対話(その6)
聖なるものを犬に投げ、
子どものパンを小犬に与えるのはふさわしい行いではありません
(「マタイによる福音書」7章6節、15章26節)。
あなたがたは毎日罪を行っています。
たとえ私があなたがたに昼も夜も説教しても、
あなたがたはそれに従わないし、聴こうともしません。
私のメッセージは侮辱されるだけです。
お父様、
上述の理由のせいで
私たちに大切なパンを与えるのをやめないでください。
私たちはあなたの聖なる御言葉の要求を満たすことができません。
このことは私たちを悲しめます。
それで、私たちは祈ります。
どうか私たち「あわれな子ら」に忍耐をお示しください。
そして、私たちの罪の負債を赦してください。
私たちを裁かないでください。
なぜなら、あなたの御前では誰も義人ではないからです。
「もしも私たちが我々に負債のある者を心から赦すならば、
あなたもまた私たちに罪の赦しを与えたいと思っておられる」、
という御自身の約束を思い出してください。
もちろんこれは、
私たちが、隣人に与える負債の赦しによって、
あなたからの罪の赦しを報酬として受けた、
という意味ではないのです。
そうではなく、
あなたはまことの方であり、
隣人を赦す者たち皆に対して
罪の赦しを憐れみ深く約束してくださった、
という意味です。
このあなたの約束に、私たちは信頼しています。