2014年5月26日月曜日

「ルターの祈りの本」 教会暦のお祝いの時の祈り 顕現日に


4.顕現日に[1]


主なる神様、天のお父様、
あなたは御子を私たちに救い主として用意してくださいました。
それは、御子が異邦人の光、ユダヤ人の栄光であるためです。

私たちはあなたに祈ります。
私たちの心を照らしてください。
私たちが、
御子の中で私たちに示してくださった恵みと
父親らしい御心を知って、
御子を通して永遠に救いの喜びにあずかれるようになるためです。

自然に基づく知恵と、あらゆる人間の知恵、
すべての異邦人の技術、人間が考え出した教えは全部、
まったくの暗闇に等しいものです。
だからこそ、この光が来られる必要があったのです。

神様にふさわしい栄光が不幸なこの世の上に輝きわたりますように。
そして、誇る者は主にあって自分を誇るように。

愛する主、イエス・キリスト様、
あなたが私の愛しい救い主、大祭司であられるおかげで、
私は満ち足りています。
私は、あなたを永遠に感謝し賛美したいと望んでいます。

アーメン。



[1]幼子イエス様を礼拝するために
三人の異邦人の博士たちが東の国より訪れた出来事を記念して、
異邦人への救い主の顕現を記念する祝日。
16日に祝われる。