私は主、あなたの神である。
あなたには、ほかの神々があってはならない。(その1)
永遠なる神様、あなたは、
すべてにおいて御自分に心から信頼することを、
私に教え、要求なさっています。
あなたは、「私の神でありつづけたい」、という真に堅い意志をおもちです。
私も、あなたが私の神様であることを受け入れなければなりません。
さもないと、永遠の救いを失ってしまいます。
私の心は、あなた以外の何ものにも、
よりどころを求めたり、信頼を寄せたりしてはなりません。
たとえそれが、
自分がもっているものや、栄光や、頭のよさや、
力や、聖さや、他の何であろうとも。
次に、私は、あなたのかぎりない憐れみを感謝します。
あなたは真の父親にふさわしいお方です。
あなたに祈りもせず、あなたを求めもせず、
あなたから褒美をいただくようなことをしたこともない
私のような失格者のために、
あなたは低みに下ってきて、私の神様となり、
私の面倒を見ることを、御自分から申し出てくださいました。
そして、あなたは、
「困ったときには、いつでも私の慰めと守りと助けと力になろう」、
と言ってくださいました。
霊的なことが見えない惨めな人間である私たちは、
今までさまざまな偶像を探し求めてきました。
もしもあなた御自身が、
「私たちの神様でありつづけたい」、ということを、
人間の言葉によって私たちに公に告げてくださらなかったならば、
今でも私たちは偶像を追い求めつづけていることでしょう。