2014年1月27日月曜日

「ルターの祈りの本」 十戒(その1)


十戒についての祈り 

「主の祈り」を祈る前に、時と機会が許せば、
私は十戒についても「主の祈り」と同じようなことを行います。
できうるかぎり正しく祈るための準備をするために、
十戒を一節ずつ取り上げます。
そして、それぞれの戒めについて、
4部あるいは4層を互いに結び合わせた「小さな冠」を作ります。


つまり、こういうことです。

それぞれの戒めを
まずはじめに「教え」として扱います。
戒めはそれ自体「教え」なのですから。
そして、主なる神様が私に、
それを通して何をどれほど真剣に要求なさっているか、考えます。

次に、それについて「感謝」します。

第三番目に、「罪の告白」をします。

第四番目に、戒め自体の言葉によって、
あるいは、戒めと同じ方向の考えや言葉によって、
「祈り」ます。