2013年1月7日月曜日

「ルターの信仰生活アドヴァイス」 聖餐式に参加しなさい!


 
聖餐式に参加しなさい!
  
 
「あなたがたのために与えられ、
また、あなたがたのために流されました」
(イエス様が聖餐式を設定なさったときの御言葉より)。
 
宝物は開かれて、ひとりひとりのドアの前に置かれています。
というか、ひとりひとりのテーブルの上に置かれてさえいます。
しかし、それだけでは足りないのです。
大切なのは、あなたがその宝物を本当に「自分のもの」とし、
上の御言葉があなたに何を与えてくれるか、揺るがずに信じることです。
これが、
クリスチャンとして、この聖礼典に正しくあずかるための準備なのです。
  
  
キリスト御自身が、
「医者は必要なのは健康な人ではなく、病人です」、と言われています。
「病人」とは、
罪や、死の恐怖や、肉と悪魔の圧迫に悩まされている人たちのことです。
もしもあなたが苦しめられ、自分の弱さを実感しているなら、
勇気をもって聖餐式に参加しなさい。
それにより、清めと慰めと強めをいただきなさい!
自身の弱さから解放された清い者、
聖礼典を受けるにふさわしい者
になるまで待ち続けるつもりの人は、
聖餐式をいつまでたっても受けられないままになるほかないからです。