2013年1月16日水曜日

「ルターの信仰生活アドヴァイス」 新しい命の中で歩むことについて(ローマの信徒への手紙6章4節)(その4)

 
新しい命の中で歩むことについて 
(ローマの信徒への手紙64節)(その4)
  

 
再び生まれて御霊と恵みの中で新しく創造されてはいない人たちは、
神様とその栄光を知ることが決してできません。
  
  
十字架につけられたキリストを知ることを学びなさい。
そして、
「主イエス様、あなたは私の義です。でも、私はあなたの罪です」、
と言うことを学びなさい。
  
  
もしも私が神様を心の底から魂の限りを尽くして愛するなら、
私の目は冷淡ではないはずですし、
私の舌は悪い言葉を一言も口にしないはずですし、
私の手や足や耳は怒りのそぶりも見せないはずです。
それどころか、私そのものが、
外的にも内的にも、足の先から頭のてっぺんまで、
愛の中を歩み、神様を抱きしめ、敬うことでしょう。
   
   
神様を畏れ信仰の中で生きる人、
神様が与えてくださることに深い信仰の中で満足し、
それを神様の中で正直に保ち、
誰にも悪いことや損害を与えない人は、
真の意味で「豊かな」人です。
そのような人は、
貧しさの中でも「最高のもの」をもっています。
それは、神様の祝福です。