「新しい喜び」
あなたがたは、主にあっていつも喜びなさい。
繰り返して言いますが、喜びなさい。
(「フィリピの信徒への手紙」4章4節)
生きる力、仕事をする力、自分の十字架を背負う力を、
私たちはいったいどこから得るのでしょう。
これは大切な質問です。
人生はしばしば難しく感じられるものです。
人生の中で強い衝撃を受けたり、失望したり、
悲しんだりする人はたくさんいます。
生きる力はいったいどこから来るのでしょうか。
神様は私の祈りを聴いておられるのでしょうか。
私の抱えている難しい問題を心に留めてくださっているのでしょうか。
自分のような罪人の祈りを神様は聴かれないのではないか、
と思い込んでいる人は多いです。
しかしここで神様の素晴らしい次の約束を思い出しましょう。
「求めなさい、そうすれば与えられるでしょう。
捜しなさい、そうすれば見いだすでしょう。
門をたたきなさい、そうすれば開けてもらえるでしょう。」
(「マタイによる福音書」7章7節)
神様が私たちの祈りを聴いてくださっているのは確かなことです。
神様は毎日、ちょうどその日の必要に応じた力を賜ります。
私たちを持ち上げ、運び、救ってくださるのです。
こうして不毛な私たちの人生が再び花咲き始めます。
もう全部だめになったように見える時に、
神様は新しい希望と喜びをくださいます。
真に喜ぶべき理由が、新しい喜びの根拠が、イエス様の中にはあるのです。
神様は眠り込むことがありません。
いつも私の最善となるように配慮してくださっているのです。
神様の御手は疲れることを知りません。
神様の愛は冷えることがありません。
神様は聖なる洗礼において
私のことも御自分の子として受け入れてくださいました。
神様は私の面倒を見ておられます。
私に忠告を与え、手を取って導いてくださいます。
そして最後には、
私を天の御国の栄光の中へ取り込んでくださるのです。
(祈り)主イエス様、神様を愛する者たちにとっては
万事が益となるように働くことを
私が信仰をもって覚えられるように助けてください
(「ローマの信徒への手紙」8章28節より)。
アーメン。
(関連聖句)「ローマの信徒への手紙」8章31~39節