「最高のプレゼント」
主はギベオンでソロモンに対して夜の夢の中に現れました。
「私があなたに何を与えるか、願い求めなさい」と神様は言われました。
(「列王記上」3章5節)
どれほど気前がよい人であっても与えるものにはかぎりがあります。
最も裕福な人でも寄付できる金額には限界があります。
それに対して、天の父なる神様にはそうした限度がありません。
私たちが必要としているすべてを、私たちが願う以上のものを
神様は与えることがおできになります。
ただし神様はそれに一つの条件をおつけになりました。
私たちは神様から最高の賜物を願うべきであるという条件です。
「あなたがたは求めないから、それをもっていないのです 」
(「ヤコブの手紙」4章2節より)。
はたして私たちは自分が必要とするものを神様にお願いしたでしょうか。
たとえこのように願った場合にも、
はたして私たちの信仰は神様の御言葉に基づくものだったのでしょうか。
「私があなたに何を与えるか、願い求めなさい」と言われるときに、
神様は私たちに最高の賜物を差しのべてくださっているのです。
神様はソロモンの祈りを喜ばれました。
主の民に祝福をもたらし神様に栄光を帰すことになることがらを
ソロモンが願ったからです。
しかもソロモンが祈った以上のことを
神様はソロモンに与えてくださったのです。
ところで私たちの場合はどうでしょうか。
私たちにゆだねられている仕事などの使命を通して、
神様の御意思が実現し、神様の栄光になり、隣り人の益となるように
私たちは祈っているでしょうか。
そのように祈る時、
私たちは神様に大いなることがらを祈り願うことができるのです。
しかも神様は私たちが祈っていることよりも
はるかに多くのことを豊かに賜ります。
まずは神様が御子を通して私たちに言っておられることがらを聴いてください。
その後で神様は
私たちがイエス様の御名によって祈る時にその祈りを聴いてくださるのです。
(祈り)神様、私たちが清い心と全ての力をもってあなたにお仕えする
正しい意志と愛を常にもてるようになるために、
どうか私たちに恵みをお与えください。アーメン。
(関連聖句)「ヨハネの黙示録」16章