隣人を愛しなさい(「ルカによる福音書」10章27節)(その1)
どのように隣人を愛するべきか、
知りたいならば、
どのように自分を愛しているか、
ちゃんと調べてみれば、それがわかります。
キリスト信仰者は、
自己の良心においては、
(憐れむ愛に満ちた)「医者」でなければなりません。
しかし、実際の生活の中では、
兄弟姉妹の重荷を担う
(行動をともなう愛に満ちた)「馬」でなければなりません。
もしも父なる神様を失ってしまうならば、
まもなく、
まわりの人も自分の兄弟姉妹ではなくなってしまうことでしょう。
主キリストの御許に来る者に対して、
主は、
その人の「渇き」を癒すばかりではなく、
その人を「あふれ出る泉」に変えて、
聖霊様をそのさまざまな賜物と共にお与えになります。
それによって主は、
その人自身がキリストを通して助けを受けたのとちょうど同じように、
その人が他の人々にも影響を与えて、
彼らを慰め、強め、彼らに仕える者になるように、
整えたいと望まれています。