2012年5月14日月曜日

「マルティン・ルターの旅のお弁当」 ガラテアの信徒への手紙3章26節



あなたがたは皆、
キリスト・イエスにおける信仰を通して、
神様の子どもです。
(「ガラテアの信徒への手紙」326節)
   
  
主イエス様がペテロに、「私は誰か」、と尋ねられたときに、
ペテロはこう答えました、「あなたはキリスト、活ける神様の御子です」
(「マタイによる福音書」1615節)。
これをキリストは真正な信仰告白とお認めになり、
この信仰告白の上に、
ローマ法王の教会ではなく、御自分の教会を建てることを望まれました。
この教会は非常に強い信仰のゆえに、地獄の門も最強の悪魔もかないません。
なぜなら、神様の教会は、つまり主の聖なる特別な民は、
「キリストこそ神様が祝福された御子である」、
という真心の信仰の他には、どんな基ももっていないからです。
神様の御子を信じる者は、すでに新しく生まれています。
その人は、自分が神様の子どもであり、
聖なる教会と神様の民の一員であり、
天の御国とその宝を継ぐ者であることに関して、
素晴らしい証拠の印を所有しています。
そのような人は、揺るがぬ救いの基をもっており、
悪魔の攻撃から守られています。
パウロも、「これこそ、救いをもたらす真の信仰です」、と告白しています、
「あなたは自分の口で、「イエス様は主である」、と告白し、
自分の心で、「神様がイエス様を死者たちの中からよみがえらせた」、
と信じるならば、救われます」(「ローマの信徒への手紙」109節)。