2014年4月3日木曜日

「ルターの祈りの本」 使徒信条(その4)


我は、その独り子、我らの主イエス・キリストを信ず。
主は聖霊によりてやどり、処女マリアより生れ、
ポンテオ・ピラトの下に苦しみを受け、十字架につけられ、
死にて葬られ、陰府に下り、
三日目に死人の内よりよみがえり、
天に昇り、全能の父なる神の右に坐し給えり、
かしこより来たりて、生ける者と死ねる者を審き給わん。(その2)


第二に、私は、 
あなたにこの大いなる恵みについて心から感謝します。
また、私は喜んでいます。
あなたは、
私を罪や死や地獄から贖い出してくださり、
御業によって確保してくださった義を「私のもの」としてくださり、
私を天の御国を継ぐ者としてくださったからです。

第三に、私は、
嘆き悲しみ、自分の恥ずべき不信仰を告白します。
私は、あなたの恵みを疑ったのです。
(間違った)礼拝や数え切れないほどの行いによって、
あなたの贖いの御業を拒むという、御心に適わないことを、
今まで私はどれほどたくさんしてきたことでしょうか。
考えるだけでも気が滅入ってきます。


第四に、愛するお父様、私は、
あなたに祈ります。
どうか私が、
これからこの世での私の人生が終わる時まで、
私の主キリストを正しくきよく信じ続けることができるように
なさってください。
主イエス様、あなたは、
私たちの王です、私たちの平和です、
私たちの光です、私たちの命です。
あなたの力と聖なる御言葉によって、
私たちの心を照らし、目覚めさせ、
強め、永遠の命へと導いてください。
あなたに賛美と感謝と栄光が永遠にありますように。
アーメン。