「神様の支配」
私の時はあなたの御手の中にあります。
(「詩篇」31篇16節)
ある男の人は新聞を開いて
「神様は今日この世界で何をなさっているのだろう」と言ったそうです。
私たちはまさにこのような態度でこの世の出来事に接していくべきでしょう。
現代では新たな事態が驚愕するほど頻繁に起きています。
しかし神様がこの世界を支配なさっていることを信じる人々にとって
それは重苦しいことではありません。
第二次世界大戦のあらゆる恐怖を体験した男の人がアメリカにやってきました。
彼は軍隊も平和運動も発明や学問もこの世界を救うことができない
という結論に達しました。
私たちの平和の希望のすべてはキリストのうちにあるからです。
私たちはキリスト信仰者の価値観を実践していくべきなのです。
私たちは自らの信仰を告白していくべきなのです。
私たちは祈るべきなのです。
私たちはもっと与え、もっと愛するべきなのです。
このことをキリストは今日、私たちに期待しておられます。
神様は偉大なことをこの世界でなさっています。
それゆえ私たちはより深く罪を自覚し、
より強く救い主イエス・キリストを信じる必要があります。
まさにこの方向へと、
神様は今日、キリスト教会を引き寄せようとなさっています。
(祈り)主よ、
あなたの御子が栄光に包まれて再臨なさることを私たちが待ち望み、
その時を少しでも早めようとするときに、
私たちはキリストを信じる者として
どのようにこの世を歩むべきなのでしょうか。
どうか私たちを勇敢な信仰や燃える愛をもち
試練に耐える者となさってください。
アーメン。
(関連聖句)「使徒言行録」17章24~31節、「詩篇」51篇