2011年11月9日水曜日

「マルティン・ルターの旅のお弁当」 詩篇94篇20節

  
法によって暴力を振るう、腐敗しきった裁定者は、
あなたと何の関係があるというのでしょうか。
(「詩篇」9420節)

 
何人かの頭の良すぎる愚か者たちは、
キリストとべリアルの間の意見の違いを調停するため、
「双方が妥協するべきだ」、と言います。
(中略)
彼らは、
あたかも悪魔が正しくて、キリストと意見が一致しているかように、
うまく見せかけることができる最初の連中になるでしょう。
しかし、そのような埋め合わせの作業は、
壊れたかめを張り合わせるようなもので、まったく愚かな試みです。
外に見える行いや儀式についてなら、
やろうとすれば調整できるかもしれません。
しかし、信仰やキリストの王国については、
神様はどのような改革や埋め合わせも望まれてはいません。
もしもそのようなことをやろうとすれば、
悪い結果を招くばかりで、しまいには完全に壊れてしまいます。