2011年11月28日月曜日

「マルティン・ルターの旅のお弁当」 ヤコブの手紙1章12節より


 
試練に耐え抜く人はさいわいです。
(「ヤコブの手紙」112節より)
  
 
私の友よ、
主を待ち望み、主の守りに安心して信頼しなさい。
もしもクリスチャンとしての信仰を鍛える試練が何もないなら、
どれほど私たちクリスチャンが、
自分の罪深さを悲しまない、
怠惰で、安逸を愛する者に成り下がってしまうか、
あなたもよくお分かりでしょう。
試練がなければ、私たちには、
ローマ法王の教会で起きたのと同じことが起きるでしょう。
そうです、
試練はクリスチャンの薬であり、
乳香であり、アロエであり、
あらゆる害虫や皮膚病や疫病や体の怪我や汚れや罪に対する、
解毒剤なのです。
こういうわけですから、
私たちは試練を軽んじたり、
気の向くままに選り好みしてはいけないのです。
私たちは試練を、
神様が送ってくださる通りに、
そのまま受け入れなければなりません。
そうすれば、試練は、
それがどんなに大きかろうが、
どんな種類のものだろうが、
私たちに祝福と益をもたらすものになります。