「幸福は享楽なのでしょうか」
もしこれらのことがわかっていて、それを行うなら、あなたがたはさいわいです。
(「ヨハネによる福音書」13章17節)
幸福と享楽は互いにまったく異なるものです。
この世的なことに関するどのようなことについても
私たち人間は享楽を追い求める傾向があります。
このこと自体は別に悪いことではありません。
ただし、享楽の中に幸福な人生を見つけられると思い込むのはよくないことです。
享楽はいつか必ず消え去りますし、
享楽を追求するかぎり人は落ち着きなく不満を抱えて生きていくものだからです。
本当の幸福は神様との結びつきの中にあります。
その中で生きる時、私たちは喜んで神様の御旨を満たそうと励みます。
神様の恵み、イエス様の愛、心の平安の中にこそ
揺るぎない基盤があり、救いと命があります。
それは霊的な幸福であって、
感情や感覚をくすぐる一時的な享楽とはまったく違うものです。
私たちは霊的な幸福を希求しています。
イエス様は私たちにそれを差しのべて、実際に与えてくださるのです。
イエス様は私たちを真の意味で幸福にしたいと願っておられます。
罪の赦しによる平安、満ち足りること、神様とつながっている安全さこそが
真の幸福なのです。
感覚的な享楽、肉体的な満足、この世的な豊かさは、
たとえそれらがどのようなものであろうとも、
霊的な幸福とは比べものにはなりません。
救い主のうちにあって、キリスト信仰者は今すでにここで
天の御国の素晴らしさの幾ばくかは味わうことができるのです。
(祈り)イエス様、あなたは私の幸福です。
「(あなたのほかに)いったい誰が私のために天の御国におられましょうか。
あなたが共にいてくださるのですから、私は地上で享楽を求めません。
私の身体と心は次第に消耗していきますが、
神様は永遠に私の心の岩であり嗣業であられるのです」
(「詩篇」73篇25〜26節)。アーメン。
(関連聖句)「詩篇」103篇1〜11節