「主に感謝しなさい」
主に感謝しなさい。
主は善き方であられ、主の恵みは永遠につづくからです。
(「詩篇」107篇1節)
感謝は「心」という庭園の中に咲く一番美しい花です。
感謝には希少価値があります。
感謝していると、
いつともなく贈り物付きの感謝がかえってきます。
自分が受けた善いことに感謝していると、
善いことをしてくれた人からの敬意と愛を勝ち取ることができます。
神様に感謝していると、
神様は祝福を私たちの上にあふれさせてくださいます。
コンスタンチノープルのビショップ(その地の教会の牧師たちのリーダー)
だったクリュソストモスは高齢になってから職を罷免され、
追放処分を受けました。
そして、貧困と悲惨の只中での生活を余儀なくされました。
にもかかわらず、彼の最後の言葉は
「すべてにおいて私は神様に感謝します」というものでした。
私たちは主に感謝します。
なぜなら、主は善きお方だからです。
私たちがもっているすべてのものは、
主が私たちに与えてくださったものです。
とりわけ御子を、また御子における罪の赦しと命と救いの幸せを、
主は私たちに賜りました。
主の恵みは永遠につづきます。
なぜなら、イエス様は
永遠に私たちの罪を取り除くために犠牲となられた神の小羊だからです。
この恵みは限りがなく、永続します。
この恵みは私たちに神様の善性を賜物としてもたらします。
イエス様を通していただけるこの恵みの賜物を受け取るときに、
私たちも絶えず感謝しつつ口と心で次のように言います、
「主に感謝しなさい。
主は善い方で、主の恵みは永遠につづくからです」。
(祈り)神様、唯一の善きお方であるあなたにいつも感謝できるように、
どうか私に感謝の心をお与えください。アーメン。
(関連聖句)「ヨハネの黙示録」7章9~17節