「家で」
互いに対して親切で、温かい心を持ち、
神様がキリストにあってあなたがたを赦してくださったように、
あなたがたも互いに赦し合いなさい。
(「エフェソの信徒への手紙」4章32節)
家庭では愛の力を具体的に感じることがよくあります。
しかし一方では、ひどく落胆するようなことも起こります。
家庭で落胆よりも愛のほうをより多く経験するようになるためには、
どうすればよいのでしょうか。
そのためには、
自分の間違いを今までよりもっと素直に認めるようになればよいのです。
相手に命令したり、他の人の欠点をあげつらったりするのは簡単なことです。
しかし、罪の赦しの中で活きることは難しいものです。
しかも、時がたてば経つほど謝りにくくなります。
「キリストにおける神様の大いなる恵みが私たちの唯一の避け所である」
ということを知るのが最も重要です。
イエス様の苦痛に満ちた十字架の死のゆえに、
私たちはすべての罪を赦していただきました。
同様に考えるとき、
そのような私たちが、私たちに不当な行いをする人々に対して
その罪を赦さずにいられるでしょうか。
その罪を赦さずにいられるでしょうか。
イエス様が私たちを愛し、
御自分を私たちのために犠牲にしてくださったのですから、
私たちもまた、
一緒に住んでいる家族に対して献身的に振舞わずにおれましょうか。
私たち自身、神様から憐れみをいただいたのですから、
私たちもまた他の人たちに対しても憐れみ深くありましょう。
(祈り)愛する天の御父様、
自分が人間としてあるいは行いに基づいて
あなたに受け入れていただけるような者ではないことを、
私たちはわきまえております。
しかしあなたは、
あなたの愛する御子、救い主イエス・キリストにおいて
私たちを受け入れてくださいました。
あなたの子どもとして私たちが愛の中を歩むことができるように、
どうか今助けてください。アーメン。
(関連聖句)「エフェソの信徒への手紙」5章21~33節