2018年3月21日水曜日

マルティン・ルター「活きるために」「ヨハネによる福音書」1章14節(その3)

御言葉は肉となり、
私たちの只中に住まわれました。
私たちはこの方の栄光を見ました。
それは独り子が御父からいただいた栄光であり、
恵みと真理に満ちていました。
(「ヨハネによる福音書」114節)(その3)

「主の御言葉は常に変わらない」というのは、
あらゆる壁に書き込むべきであるほど立派な言葉です。
神様の御言葉の上方や外側にあるものは、
野の花のように枯れてしまいます。


神様の御言葉は、
暗闇の中で輝き真昼の太陽よりも明るく照らす光です。
人が死ぬ時には、
この太陽の光ばかりか、
あらゆる人間の知恵と共に理性もまた消えてしまうからです。
その時にも、神様の御言葉は
永遠の太陽として真の忠実さをもって照らしつづけます。
信仰だけがこの太陽を見て、
輝く永遠の命に至るまでそれに従っていきます。