「私の身代わり」
生きているのはもはや私ではありません。
キリストが私のうちに生きておられるのです。
しかし私がいま肉にあって生きているのは、
私を愛し私のために御自身を捧げられた神様の御子の信仰によって
生きているのです。
(「ガラテアの信徒への手紙」2章20節)
このように主の使徒は愛する救い主について美しく語っています。
御子は私を愛して、御自分を私のために捧げてくださいました。
このことを知っていたパウロはすべてを知っていたといえます。
私たちもこれら優しい言葉の中に、
時間の世界と永遠の世界で生きるために必要なすべてのことを見出します。
この世は私を憎んでいるでしょうか?
イエス様は私を愛してくださっています。
私の道は歩むのが難しくて暗いですか?
私には友だちがいないのでしょうか?
イエス様は私を愛してくださっています。
明日のことが不安ですか?
イエス様は私を愛してくださっています。
そしてこの愛は決して変わることがありません。
あなたの罪があなたをおびやかそうとして立ち現れても、
恐がらないでください。
イエス様は御自分をあなたのために捧げてくださったのです。
イエス様はあなたの罪をゴルゴタの十字架へと運んで、
深い海の底へと沈めてくださいました。
イエス様はあなたの罪の負債を支払ってくださいました。
イエス様はあなたが受けるべき罰を代わりに引き受けて苦しまれました。
イエス様はあなたのために御自分を差し出されたのです。
元気の出てくる言葉ですね!
毎日、毎瞬間、仕事の時も休んでいる時も、朝も夕も、
いつでも私たちの心の中に次のような言葉を響かせましょう。
「私の救い主は私を愛してくださっている。
イエス様は御自分を私のために捧げてくださった。
この信仰によって、私は荒野を越え、
私の救い主の愛の永遠の住いへと喜びつつ歩みを進める勇気を得る」と。
(祈り)
恵みの泉なる私のイエス様、
あなたは私のうちにおられます。
私はあなたのうちに生きています。
苦しみが私をあなたから引き離すことはありません。
私のすべてはあなたのものです。
アーメン。
(関連聖句)「イザヤ書」53章1~9節