2024年1月12日金曜日

「力なき者に力を」「詩篇」128篇2節「仕事の祝福」

「仕事の祝福」 

あなたは自分の手で労苦した実を食します。

それがあなたの幸いであり、あなたにとって良いことなのです。

(「詩篇」1282節)

 

仕事は呪いなどではなく、祝福を含んでいます。

仕事とは、

人が生活するために必要な経済的収入を得るために

神様がお定めになった秩序なのです。


「働こうとしない者は、食べてもいけません」

(「テサロニケに信徒への第二の手紙」310節より)。


私たちは仕事を奴隷のようにうめきながらやるのではなく、

女王のように行うこともできるはずです。

すべては人がどのような態度で仕事に取り組むかにかかっています。

 

自分の職業について質問を受けたある靴屋は

「私はキリスト信仰者であり、

自分の生活をまかなうために靴を修繕しています」

と答えました。

 

仕事は神様からいただく使命であり、

神様の御心を実現するために神様にお仕えすることです。

熱心に働くことを通して、

キリスト信仰者はこの世で必要な収入を得て、

隣り人を助け、神様の御国を拡大していきます。

仕事は神様がお定めになったものです。

それゆえ、

自らにゆだねられた仕事を果たしていくときに

私たちは奴隷ではなく自由なのです。

そこには仕事の喜びがあり、神様の祝福も秘められています。

 

神様は私たちの人生を教え導き、

御自分の賜物を私たちに分けてくださいます。

仕事は神様の家の運営に参加することであり、

神様からいただいた使命を忠実に果たしていくことです。

神様は今まで実際に与えてくださいましたし、

これからもさらに与えてくださいます。

 

それに対して、

神様との関係を調停し救いを報酬として受け取ろうとする目的でなされる

すべての仕事は呪われています。

 

(祈り)私たちの神様なる主の憐れみに私たちがあずかれますように。

私たちの手の労苦が祝福されますように。アーメン。

(関連聖書)「エフェソの信徒への手紙」659