2020年9月11日金曜日

「力なき者に力を」「使徒言行録」9章1~2節 「唯一の道」

「唯一の道」

さて、サウロはなおも主の弟子たちを脅迫し殺害すべく息巻き、

大祭司のもとに行って、

ダマスコの諸会堂(シナゴーグ)宛ての添書を求めました。

それは、この道の者を見つけしだい男女かまわず捕縛して

エルサレムに連行するためでした。

(「使徒言行録」912節)

 

イエス様の弟子たちは(シリアの)アンティオキアで

「キリスト教徒」(ギリシア語の単数形は「クリースティアーノス」)

という名で呼ばれるようになりました。

彼らは「その道の」あるいは「この道の」旅人である、

と「使徒言行録」では5回も記されています。


天の御国への道はいくつも存在するのではなく、たった一つだけです。


「私は道であり、真理であり、命です。

私を通してでなければ誰も父の御許に行くことはできません」

(「ヨハネによる福音書」146節より)とイエス様が言っておられる通りです。

 

「異なる道を通るにせよ、結局はどの宗教でも天国に行ける」

とサタンは人々に信じこませようとしています。

しかし、神様の御言葉は 

「この方による以外に救いはありません。

私たちが救われるようにする御名は、

この天の下ではこの方の他には人間には与えられていないからです」

(「使徒言行録」412節)と断言しています。


イエス様への信仰を通して、私たちはこの道に入れていただけるのです。

信仰に留まることによって、私たちはこの道を歩んでいきます。

終わりまでしっかりと信仰によって耐え抜くとき、

私たちはこの道の終点である天の御国における永遠の命へと辿り着きます。

 

キリストを信じるとき、私たちは天の御国への道を歩んでいます。

ですから、

キリストの血は私たちの罪のために流されたという信仰を通して、

私たちがキリストの中にいることを(神様から)いつも認めていただけるように、

私たちは霊的な戦いを続けていくのです。

私たちは天の御国への旅人として

あらゆる点で神様に喜んでいただけるように励みます。

 

(祈り)主よ、永遠の命へと導く唯一の道から

私が右にも左にもさまよい出てしまうことがないようにお守りください。

終わりまでこの道に留まることができるように聖霊様の恵みをお与えください。

アーメン。

(関連聖句)「イザヤ書」35