2019年9月18日水曜日

「力なき者に力を」「コリントの信徒への第一の手紙」15章58節「神様の同僚」

「神様の同僚」
 
だから、私の愛する兄弟たちよ、
堅く立って揺るぐことなく、いつも主のわざに満たされなさい。
主にあって、あなたがたの労苦が無駄ではないことを、
あなたがたは知っているからです。
(「コリントの信徒への第一の手紙」1558節)

「もしも私の王国の男たちが全員兵士だったなら、全世界を征服できるのだが」
とペルシア王クセルクセスは言いました。
もしも自分がキリスト信仰者であることを公言する人が
実際にも主のために熱心に働くキリスト信仰者であるならば、
主イエスもはるかに速やかに「世界征服」を実現なさることでしょう。

「神様の同僚」として私たちは
自分に与えられている時間、才能、お金を
喜んで主の御業のために使うべきです。
十字架の死と復活により、
キリストは私たちに救いをすっかり用意してくださっています。
主に仕えることを通して私たちは、
自分がこのキリストの御業に対して実際にも感謝を捧げている
「神様の子ども」であることを証することを望みます。
神様への愛は神様への奉仕の心を与えるものだからです。

キリストは弟子たちに、
すべての国民を御自分の弟子にする使命をお与えになりました。
また、御自分が日々彼らと共にいてくださるという約束もくださいました。
彼ら弟子たちは「イエス様の同僚」でした。
実際に福音が世界中に今まで広められてきたという歴史的事実は、
私たちを強めてくださるイエス様のうちにいるかぎり
私たちには何でもできることを証明しています。

この世で人々が一致協力して何かを行うのも、
たしかにある種の力の行使ではあります。
しかし、私たちキリスト信仰者は
キリストの思いをもってキリストと共に行動するときにこそ、
キリストが私たちにゆだねられた使命を果たすことができるのです。
キリストは私たちの力、お金、時間、体力を聖別なさいます。
なぜなら、キリストの祝福に限界などはないからです。

(祈り)憐れみ深いよき羊飼いよ、
どうか御言葉を蒔いていく伝道の仕事を祝福してください。
ゲッセマネでのつらい戦い、大いなる贖いの日、復活の力のことを、
どうかそれを信じる者たちの心にしっかり刻み込んでください。アーメン。
(「コリントの信徒への第一の手紙」319節)