2018年5月25日金曜日

マルティン・ルター「活きるために」「詩篇」103篇2~5節(その2)

 私の魂よ、主をほめたたえなさい。
主のすべてのみわざを忘れてはいけません。
主はあなたのすべての罪を赦し、
あなたのすべての病を癒してくださいます。
主はあなたの命を滅びから贖い出し、
恵みと憐れみによってあなたに冠を載せてくださいます。
主は善性によりあなたの一生を満ち足らせてくださいます。
そうして、あなたは鷲のように若返るのです。
(「詩篇」10325節)(その2)


神様の御名を口に出したり、
神様の栄光を紙や壁に書き込んだりすることは、
簡単にできます。

しかし、
神様をそのよきわざについて根底から賛美して讃えることや、
あらゆる障害の中において安心して神様に助けを求めることは、
信仰に次いで、
まことにあらゆることの中でも最も高貴なわざです。

私たちは、
そのような行いがキリスト教会の中にどれほど僅かしかないかを目にしたら、 
そのあまりの惨状のゆえに、
たじろいでしまうことでしょう。