2014年9月24日水曜日

「ルターの祈りの本」 毎晩眠りに就く前にルターが行ったざんげ(その3)


毎晩眠りに就く前にルターが行ったざんげ(その3)


それからルター博士は、ふつうは次の短い言葉を付け加えました。

イエス・キリスト様、
私はあなたのために生き、あなたのために死にます。
生きても死んでも、私はあなたのものです。
(「ローマの信徒への手紙」147節)

「まことに、まことに、私はあなたがたに言います。
もしも誰であれ人が私の言葉を守るならば、
その人は永遠に死を見ることがありません」
(「ヨハネによる福音書」851節)。(「私」とはイエス様のことです)


歩いていても立っていても、
食べていても飲んでいても、
横になっていても起きていても、
私の耳元には、
活きておられる神様の御子の最後のラッパの音がいつも響いています。
そのラッパが鳴る時、
キリストにあって眠りについた死者たちは、
再び墓から出てきて、この裁き主の御前に立つことになります。
誰もこの裁き主をあざむくことはできません。
人は各々が自分の行いの報いを受けることになります。