2011年8月19日金曜日

「マルティン・ルターの旅のお弁当」 ヘブライの信徒への手紙4章2節

彼らにも、私たちにも同様に福音が伝えられています。
しかし、その伝えられた御言葉は、彼らには無益でした。
彼らは福音を聞いたものの、信仰をもって受け入れなかったからです。
(「ヘブライの信徒への手紙」42節)

「イエス・キリストが私のために死に、私の罪を取り去り、私に天国を用意してくださった」ということを耳にするときに、私は真の福音を聞いています。
宣べ伝えられた御言葉によって生じた音響はまもなく止みますが、もしも御言葉が心に根付き、信仰によって受け入れられているならば、その御言葉は決して消えることがありません。
そして、この真理を無効にするような者は存在しません。
地獄の門もこれに対して何も手出しできません。
私が悪魔に呑み込まれそうになっている場合でさえ、私が御言葉をもっているならば、悪魔は私を解放するしかないのです。
こうして、私は御言葉の中で守られていきます。