「蒔かれた種」
地はおのずから実を結ばせるもので、
初めに芽、つぎに穂、つぎに穂の中に豊かな実ができます。
(「マルコによる福音書」4章28節)
ある男の人が知らない人に
イエス・キリストのことをはっきり伝えるパンフレットを渡しました。
そのパンフレットには彼の名前と住所も書いてありました。
それから何年もたって、彼は死にかけている病人のもとに呼ばれました。
その病人はこう言いました、
「あなたはかつて私にあのパンフレットをくれましたね。
それは私をキリストの御許に導いてくれました。
今私はキリストの恵みに守られて天の御国へ行きます」。
蒔かれた種は芽を出して、実を結んだのです。
神様の御言葉はこのような活きた種です。
蒔かれた種は芽を出し、成長していきます。
なぜ自然の中の種が芽を出して成長するのか、
この不思議な出来事について私たち人間は理解することができません。
それと同様に、
たった一言の神様の御言葉がある人々の人生の転機になりうることも
私たちの理解を超える不思議な出来事です。
それは種蒔き人の功績ではなく、
蒔かれた種である神様の御言葉による働きのおかげなのです。
御言葉自体が活きており力に満ちています。
御言葉は人を変えます。
罪を悔い御子を信じる信仰を御言葉は与えてくれます。
御言葉は人を信仰の中に保ちます。
御言葉の力のおかげで、
私たちは恵みのうちにあって
イエス様についての理解を深めつつ成長していけるのです。
ですから、この活きた御言葉を蒔くためにカゴを持って歩みましょう。
種蒔きの仕事にはいろいろなものがありますが、その効力は等しいものです。
「朝のうちにあなたの種を蒔きなさい、
夕まで手を休めてはなりません。
実るのは、これであるか、あれであるか、
あるいは二つともに良いものであるのか、
あなたは知らないからです」
(「伝道の書」11章6節)。
(祈り)
成長を与えてくださる唯一のお方である神様、
あなたの御言葉が忍耐強く私たちの中で
永遠の命の実を結ぶようになさってください。
どうか私たちがあなたの御言葉の種を人々の心の畑に
熱心に蒔くことができるようになさってください。
アーメン。
(関連聖句)「マルコによる福音書」4章26~34節