「真の平和と偽りの平和」
私たちの父なる神様と主イエス・キリストから
恵みと平和とがあなたがたにありますように。
(「フィリピの信徒への手紙」1章2節)
神様の恵みが私たちに平和をもたらしました。
イエス様の死を通して、私たちは神様と和解させていただきました。
神様が平和を創ってくださったのです。
福音とは、
愛してくださる神様の心への道を私たちに開いてくれる平和のメッセージです。
神様の平和を有している時、
私たちは自分にとって可能なかぎり、
すべての人と平和に生活するように励みます。
私たちは平和をつくる者になるのです。
神様の真理に抵触することでないかぎりは、
私たちは争いごとを巻き起こすよりも不公正を耐え忍ぶほうを選びます。
しかし神様の御言葉に関わる場合には、
外面的な平和を取り繕うために沈黙したり妥協したりはできません。
神様の御言葉に対して忠実であることは、
御言葉に反抗的な人々による偽りの平和をかき乱します。
神様の平和のみが疾しさのない良心を与えてくれます。
それは私たちの心と考えをキリスト・イエスにあって守ります。
平和のない生活の只中で、
イエス様は今なお私たちに次のように言っておられます。
「私は平和をあなたがたに残して行きます。
私の平和をあなたがたに与えます。
私が与えるのは世が与えるようなものとは異なります。
あなたがたは心を騒がせてはいけません。
またおじけてもいけません。」
(「ヨハネによる福音書」14章27節)
家族の一人一人が神様と平和な関係にある家庭では
平和と愛が支配しています。
どこであれ、キリスト信仰者は
争いごとや妬みや憎しみや復讐を避けようとするものです。
(祈り)川を越えてバベルからいつか逃走するとき、
祖国で竪琴をかき鳴らし感謝の賛美をささげられるように助けてください。
アーメン。
(関連聖句)「エフェソの信徒への手紙」2章11~18節