「心の平和」
あなたは全き平和をもって、あなたに堅く立つ者を完全に守られます。
あなたに信頼が置かれているからです。
(「イザヤ書」26章3節)
神様と平和な関係にあるときに、人は心のバランスが取れています。
私たちを造られた主を捨てるとき、心の健康が失われます。
神様の平和がないと、
意味もなく心配し、あわてふためいて、緊張してしまうことになります。
罪は平和を奪い、良心の呵責をもたらします。
しかし、主に依り頼む人々には平和があります。
なぜなら、何者も天の父から私たちを奪い去ることができないからです。
逆境の時、健康を害した時、死ぬ間際、良心が苛まれる時に、
人は安全な避難場所を必要とします。
この避難場所へ通じる唯一の脱出路は、
キリストのゆえに怒りを鎮め赦してくださる神様の御許へと向かう
「悔い改めと信仰の道」だけです。
神様は洗礼において私たちと永遠の契約を結ばれました。
神様は父親として私たちの面倒を見てくださいます。
ですから私たちは安心してよいのです。
知恵深く全能なる神様は万物を支配しておられる、私たちの御父様です。
このお方に自分の道をおゆだねしてよいのです。
それによって私たちは堅く立つ者となり、
人間の理解を超える全き平和を享受するようになります。
これは、この世での人生において私たちを守る、
決して消えることのない良心の平和です。
これは、キリスト・イエスにあって心と思いを守る、神様の平和です。
(祈り)イエス様、どうか私に今すぐにでもあなたの平和をください。
あなたの平和は私の心の嵐を鎮め、荒野を花園に変え、
この世での人生が一瞬であるかのように感じさせてくれるからです。アーメン。
(関連聖句)「ヨハネによる福音書」14章23~27節