「あなたは神殿です」
もしも人が神殿をだめにするなら、
神様はその人をだめにすることでしょう。
なぜなら、神殿は聖なるものであり、
あなたがたはそのようなもの(神殿)だからです。
(「コリントの信徒への第一の手紙」3章17節)
御自分が神殿でありその中には神性が完全に宿っている、
とイエス様は言われました。
その神殿で人々は栄光の一切を心から神様に帰し、
御霊と真理において神様にお仕えしました。
誰であれキリスト信仰者の体は聖霊様の神殿、すなわち聖所です。
教会で私たちは聖日に神様を礼拝します。
自分の体という個人的な聖所で私たちは週を通じて神様を礼拝します。
心のうちにある秘められた祭壇で私たちは日々感謝を捧げます。
万象を造られた大いなる神様は
私の体を御自分のために聖なる神殿としてくださったのです。
罪に汚されたこの私の体が神様に受け入れていただける住まいとなるために、
イエス様の完全な愛、罪のない方の命、咎のない方の十字架の死が
要求されたのです。
洗礼の聖なる水によって
イエス様は私を御自分の聖所と定めてくださいました。
イエス様はその尊い血を私の心の祭壇に降り注ぎ、
私を良心の呵責から清めてくださいました。
この自分の体という神殿を主のために聖別されたものとして保ちましょう。
私たち自身の肢体と能力を神様の義の実現のために捧げて、
すべてにおいて神様が皆にほめたたえられるようにしましょう。
私たち自身の聖所の静謐の中で鎮まる機会を多く設けて、
捧げ物の炎が
私たちの「心の祭壇」から輝きわたり立ち昇ってくるようにしましょう。
(祈り)神様、どうか私に清い心を造り、新たな強い霊をお与えください。
アーメン。
(関連聖句)「コリントの信徒への第二の手紙」6章14~18節