「イエス様の御許に来なさい」
労苦し、重荷を負っている者は皆、私のもとに来なさい。
あなたがたを休ませてあげます。
(「マタイによる福音書」11章28節)
「来なさい」は優しい言葉です。
母親が小さい子どもに「来なさい」と言うと、
その子は大急ぎで駆けてきて、お母さんにだっこしてもらいます。
洗礼と信仰を通して、私たちは神様の愛する子どもになります。
イエス様は迷子を探し出し、見つけてくださいました。
自分の罪を悔いる者なら誰であれ、イエス様は受け入れてくださいます。
イエス様の御許には罪の赦しがあるからです。
イエス様は、苦しみ疲れた人を全員、受け入れてくださいます。
「私のもとに来る者を、私は外に追い出しません」とイエス様は言われます
(「ヨハネによる福音書」6章37節より)。
イエス様の優しい声は「来なさい」と言っています。
イエス様はあなたのことを愛しています。
あなたのためにイエス様は人となられ、
十字架の死にいたるまで苦しみを受けられました。
あなたが活きるためにイエス様は死なれたのです。
「労苦し、重荷を負っている人よ、来なさい。
自分の重荷と嘆きと恐れをたずさえて、私のもとに来なさい。
私はあなたの重荷を担う者だからです」。
イエス様は「来なさい」と言われています。
イエス様は罪を赦してくださいます。
良心に平安をくださいます。
新しい生活を始める力をくださいます。
イエス様がくださる重荷は軽く、くびきは負いやすいからです
(「マタイによる福音書」11章30節)。
イエス様の恵みの招待は、すでに信仰を生んでいます。
その信仰にあって、私たちはイエス様の御許へと来ます。
信仰が「目に見えるもの」に変わるまで
(すなわち、信仰の内容を実際に見ることができる天の御国に行く時まで)、
私たちはイエス様の御許に留まりつづけます。
こうして、私たちはいつも主と共にいることができるようになります。
(祈り)イエス様、あなたが私をありのままで受け入れて、
私の魂を休ませてくださることを感謝します。アーメン。
(関連聖句)「ルカによる福音書」14章16~24節