「アンデレ」
そして、アンデレはペテロをイエス様の御許に連れて行きました。
(「ヨハネによる福音書」1章42節)
アンデレは、人々の心をイエス様に向けさせるために熱心に働きました。
彼は個人的に周りの人々に伝道していたのです。
メシア(すなわちキリスト)を見出した彼は、
その喜びを自分の兄弟シモン・ペテロと分かち合わずにはいられませんでした。
それで、彼は兄弟をイエス様の御許に連れて行ったのです。
福音書には、
ペテロについての記述はたくさんありますが、
ペテロについての記述はたくさんありますが、
アンデレについての記述はあまり見当たりません。
しかし、自分なりの地味なやり方ではあれ、
アンデレは熱心に伝道していたのです。
彼は人々を、そうっとイエス様の御許に導いていきました。
アンデレのやったことは、キリスト信仰者なら誰でもできることです。
この世の最後の日に(天の)書物が開かれると、
そこには普通の信仰者の名前が連なっています。
この世で生きている間に彼らは著名な人々ではありませんでしたが、
アンデレのように、周囲の人たちをイエス様の御許に連れて行ったのです。
その日その日の出来事、天候、政治経済などについて
周りの人々と話し合うのは簡単にできます。
しかしその際に、
私たちの方から話題を救いに関わる問題に向けることがあるでしょうか。
人間はそのまま放置されるなら永遠の滅びに落ち込んでいく存在であること、
また、
イエス様がそれほどまでに罪深い人間たち全員の救い主であることについて、
私たちは周りにいる人に話しているでしょうか。
あなたが天国に入った時に
「私がここに入れたのはもちろん神様のおかげですが、
神様を別として私に最も影響を与えてくれたのはあなたでした」
と言って手を差し伸べてくる人々があなたには何人いるでしょうか。
ある時、皮膚の黒い若者が目に涙を浮かべながら職場の上司の棺の傍らに立って
「この人が私をイエス様の御許に連れて来てくれたのです」と言ったそうです。
一個人として地道に伝道を続けていた
キリスト信仰者の麗しい証がここにあります!
キリスト信仰者の麗しい証がここにあります!
(祈り)主イエス様、どうか私のことも、
人々の心をあなたに向けさせる仕事をする「人間をとる漁師」としてください。
(関連聖句)「ヨハネによる福音書」1章35~42節