2015年5月13日水曜日

「ルターの祈りの本」 悲しみに押しつぶされそうなときに(その3)


悲しみに押しつぶされそうなときに(その3)
  

愛するお父様、
あなたは私の愛するお父様であられるのはたしかです。
あなたは御自分の独り子を私のために与えてくださったからです。
だから、
あなたは私に怒ったり、私を捨てたりはなさらないですよね。

母親が自分の胎の子を見るような眼差しで、
あなたは惨めな状態にいる私を見守ってくださっています。
それゆえ、
私の祈りを聴いて、私を救い出してください。

主よ、
もしもあなたが望まれるならば、
あなたは私を助けることがおできになります。
しかし、
もしもあなたがそれを望まれないのでしたら、
あなたの御名のゆえに、
私は自分の十字架と不幸とを喜んで苦しみ耐えたいと思います。

アーメン。