2014年10月10日金曜日

「ルターの祈りの本」 罪の赦しを受けることについて(その3)


罪の赦しを受けることについて(その3)

神様、あなたは、
「罪人が悔い改めるとき、天には大きな喜びがある」、
とも、
「すべての義とされた者と天使とは、罪を地面に蹴落とし、それを覆う」、
とも言っておられます。


神様、今私はここにいます
私は自分の罪を知っており、私はすでに裁きを受けています。
私には、自分を探し出してくれる羊飼いが必要です。
それゆえ、私は勇気を持って福音に信頼します。

神様、ほかならぬ私が、
その福音に出てくる「迷子になった羊」また「なくなった銀貨」であり、
あなたが、「羊飼い」また「銀貨を見つけた女」なのだと、
あなたが言っておられることを、私は知っています。

私は、これらの御言葉をしっかりと保持したいと思います。
あなたの「戒めの鏡」に自分を映すことによって、
私は、自分が堕落し滅んだ人間であることが、わかります。

ですから、神様、
あなたの独り子のゆえに、私を助け出してください。
アーメン。