「イエス様はこのようなお方です!」
このお方は恵みと真理に満ちていました。
(「ヨハネによる福音書」1章14節より)
イエス様が人となられたことには何の華やかさもありませんでした。
しかしイエス様は恵みと真理とに満ちておられました。
これは愛の言葉です。
それは私たちに、
どのようなイエス様を私たちがいただいているか、
はっきり示しています。
この言葉は神様の心から直接に出てきたものです。
肉(すなわち人間)となられた御言葉そのものであられるイエス様は
恵みに満ちておられるお方です。
イエス様は、
本来なら愛を受けるのにふさわしくないはずの者たちのことを
愛してくださったし、今も愛しておられます。
また、本来なら罰するべき者たちを赦して、
御自分を捨てた者を抱きしめてくださるのです。
恵みとはそういうものであり、イエス様とはこういうお方なのです!
イエス様は人々の罪が受けるべき裁きを軽くはなさいません。
しかしその一方で、
イエス様は重大な罪に対しても完全な恩赦をもたらしてくださるのです。
イエス様は、ただ数人にとってではなく、すべての罪人にとっても、
はっきりと目に見える恵みそのものです。
イエス様は私たちのすべての罪をその身体に担われて
十字架へと運んでくださいました。
イエス様は真理に満ちています。
真理そのものなのです。
イエス様は「真理とは何か」という
人間が大昔から抱いてきた疑問に対する答えです。
イエス様は決して裏切りません。
イエス様の御言葉はひとつとして無に帰することがありません。
成就しないままで終わる約束はひとつとしてありません。
私たちはイエス様を信頼することができます。
生きる時も死ぬ時もイエス様の御言葉を信じてよいのです。
私たちが罪に責め立てられるとき、
私たちには恵みと真理に満ちた救い主がおられることを知っているのは
言い表せないほどの慰めをもたらします。
希望が無に帰するとき、
また苦境に立たされているとき、
そんな時にも私たちは安全なのです。
(祈り)主よ、
あなたの恵みが私のすべての罪を覆い、
あなたの真理が私の人生を導いてくださいますように。
アーメン。
(関連聖句)「ヨハネによる福音書」1章14~28節