「主の御旨のままに」
私たちが神様に対して抱いている確信とは、
私たちが何事でも神様の御旨に従って願い求めるなら
神様はそれを聴き入れてくださるということです。
(「ヨハネの第一の手紙」5章14節)
神様が私たちのすべての祈りに応答することを約束なさるとき、
それは私たちの願い事すべてにあてはまるのでしょうか。
そうではありません。
神様は私たちをあまりにも深く愛しておられるので、
私たちが浅はかな思いで願うことを私たちにお与えにならないのです。
父親も母親も我が子に害となるようなものは与えません。
最も聖なる意味で私たちのためになり御旨にもかなうことを
神様は私たちに賜ります。
私たちの祈りに対して神様は御自分で選ばれた時と方法によって応答なさいます。
神様の時計は私たちの時間とは違います。
神様の御意思は私たちの意思とは異なります。
しかし神様の御意思は常によきものです。
私たちに独り子を賜った神様は
私たちがイエス様への信仰を通して救われることを望まれています。
それゆえに神様はいつでも私たちにとって最もよいことを行ってくださるのです。
私たちはいつも神様の御心を理解できるとはかぎりません。
それでも神様に信頼してよいのです。
神様はその御子を私たちのために犠牲としてくださったのですから、
御子と共にその他のことも私たちに賜ります。
(祈り)
主よ、あなたは私たちの必要を、私たち皆に欠けていることをご存知です。
私たちが今困っていることは、一番小さいことも一番難しいことも、
あなたの知るところとなっています。
主よ、あなたは憐れみに欠けた方ではありません。
あなたは御父の心をおもちだからです。
だからこそ私たちは確信をもてるのです。アーメン。
(関連聖句)「コリントの信徒への第二の手紙」12章7~9節