2023年1月10日火曜日

「力なき者に力を」「マタイによる福音書」15章27節「祈るための教え」

「祈るための教え」

 

するとその女の人は

「主よ、おっしゃるとおりです。

でも、小犬たちも

その御主人様たちの食卓から落ちるパンくずはいただくものです」

と言いました。

(「マタイによる福音書」1527節)

 

カナンの女の人の信仰を試されてから

イエス様は彼女が願ったものをお与えになりました。

私たちが必要としているものを神様に祈り願うとき、

神様はいつもすぐにそれに答えてくださるとはかぎりません。

信仰が弱っている人は

「神様は聴いてくれない」とか

「神様は与えてくれない」などと疑ってしまいます。

信仰が強められた人は

神様が必ず私たちの願いを聴いてそれをかなえてくださることを知っています。

主がなかなか助けてくださらない時にこそ私たちの信仰は試されるのです。

 

とはいえ、

しつこくねだりさえすれば神様からなんでももらえる、

などという思い違いをしてはいけません。

祈りは神様の御心にかなうものでなければならない

ということを覚えておかなければなりません。

子どもは自分のためにならないものを親にねだることがしばしばあります。

これは私たちにもあてはまります。

天の父なる神様は大いなる恵みのゆえに

私たちが願うものを与えてくださらないことがたしかにありますが、

その場合には、

私たちにとってもっとよいものをもっとたくさん与えてくださるのです。

 

神様には私たちの祈りに対して三つの答え方があります。

それは「いいですよ」、「だめです」、「まだです」というものです。

ですから、

私たちが期待していたとおりに神様が与えてくださらなかったからといって

「神様は私たちの祈りを聴いてくれなかった」

などと言うべきではないのです。

むしろ「だめです」とか「まだです」という神様の答えに

感謝しようではありませんか。

 

(祈り)

恵みに対して私はその分量を定めることはもちろんできないし、

またそうしたいとも思いません。

ですから天の父なる神様、

どうかあなた御自身が時を定めて、

あなたが望まれるものをお与えください。

私の願いがかなえられない場合には、

御名の栄光となるよりよいものをどうか私にお与えください。

アーメン。

(関連聖句)「マタイによる福音書」152128